親父が死んで一夜明けて、今日は電話の嵐で始まった。告別式やら何やらで決断しなければならないことがドンと増えた。ただでさえでも調子が悪いのに。病人にそんな重荷になるような事は止めてくれ。ああ病状が悪化しそうだ。憂鬱な事この上ない。そう言えば頭が重くなってきた。心なしか胸まで苦しくなってきた。そうだもらい物のコーヒーでも飲もうか?いや、胃が痛くならないだろうか?こちとらこそーっと下働きだけで責任のないように生きてきたというのに。そんな人間を表舞台に引きずり出すな。俺はプロジェクトXを見るたびに「まあ好き好んであんな重責を負うなんてよくやるなあ」と思っていたような人間なのに。ああ、気が重い気が重い。
「“のーびす”さん、筒井康隆先生の“心臓に悪い”のパロディ以下ですよこれは」
「あ、やっぱり」
念のため、統合失調症の病状とはあまり関係ありません。