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やっと終わった [親父]

やっと終わった。

寝つけぬ、途中で頭痛まで起きるような、夜を乗り越え、寝過ごし気味の朝を跳ね起きて、告別式、火葬、骨拾い。一連の事をやった。成し遂げたとはとても言えない。とにかく終わった。

葬儀場を親父の愛した車で出るとき“のーびす”は大きな思いっきり明るい声を出して「ありがとうねー」と車誘導の人々、葬儀社の人にお礼を叫んだ。取り澄ました「ありがとうございました」じゃなくって。それが祭事をサポートしてくれた人たちへの“のーびす”なりの感謝の気持ち。危うく「愛してるよー」といいそうになったがそこは思いとどまった。

家に戻るとニャンコのお出迎え。きつい花のにおいがするのかウロウロしている。“のーびす”は堅苦しい背広を脱ぎ捨ていつものトレーナー姿になる。あぐらに飛び乗るニャンコ。いつもと違う匂いがするのか、左腕を舌でザリザリとなめてくれる。まさか慰めてくれている訳じゃないよね。

親父の死体は灰になって骨壷に収まっている。親父は位牌というアイコンになってそれの意味を知る者にその存在の記憶を呼び起こすだろう。“のーびす”もしばらくは手を合わせたりするのだろうか?

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2006年01月31日 18:55に投稿されたエントリーのページです。

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